ミズズタケ


【生息地】
・イースの森
【概要】
食用のキノコ。林地の木の根元に発生し、春の終わりから秋にかけてかなり数が増える。反対に冬になると数が激減するため、発見は困難を極めるだろう。
幼菌はニワトリの卵のような形で、成長すると膜を突き破り、6〜12cmほどの緑のミミズのような子実体が伸びる。先端からグレバで形成された粘着質な胞子を分泌しており、かすかに植物らしい青さを感じる甘い香りがする。
食欲をそそらない某紐状動物的なフォルムだが、ビタミン・ミネラルなど栄養豊富で、森の生物にも好んで食べられている。
頭から一口齧ると一瞬鼻を抜ける甘い香りと、その後訪れる薬物的な苦味の強烈さに口端が引き攣っちゃうこと請け合い。
細かく刻んで薬味にしたり、豆腐や卵と一緒に味付けして炒めると美味しい。
2022/3/26