アーレスの開拓者

【形状】全長57.5m、全幅13.8m。座礁を避けるため浅い喫水と平らな船底を持ち、上陸時に渡し板となる平らな船首を持ち、船首側には幅5.45m×長6.56mの道板、船尾には錨を備えている。艦の前部が開放式の積載スペースとなっており、ここに人員・物資を搭載可能。また、船後部にある艦橋下には5名ほどが生活出来る程の簡易的な居住区画と生活物資貯蔵庫が存在しており、貯蔵庫は二週間程の無補給航行が可能な容量となっている。武装などは搭載されておらず、船体側面には剥がれかけた成分不明の塗料で「ZN-60」と書かれていた
【能力】本トラースには内燃機関に類する装置が搭載されておらず、代わりに艦橋上部に設置された尖塔状の装置が確認された。この尖塔状の装置を介してどこからかエネルギー供給を受けているらしく、燃料切れなどは存在していないように見える。また、移動に使われている装置は現状解析が済んでおらず、損傷が激しく放棄されたと思われる同型艦にあった同様の装置を現在解析中である。船体強度は金属質の素材を用いている事を考慮しても非常に高く、一般的な刀剣類では傷を付けることすら不可能だった。なお、艦橋の操作盤らしき場所には『L.S.Lモジュール』と書かれた装置が舵輪などとは別で置かれていた