Quarter(クォーター)


【生息地】水晶の国の圏内、かつ年平均気温約−10℃〜5℃、年降水量約500mm〜1000mmの地域
【概要】簡潔に言うと、水晶を実としてつける木。成る水晶の数が丁度枝の数の4分の1になることから、この名称となった。成る水晶の大きさは、木の大きさにそのまま比例している(高さ2mほどのクォーターであれば成る水晶は直径1cmほど、高さ4mであれば2cmほど)。幹や葉が水晶で構成されていること、水晶を実としてつけること以外は至って普通の針葉樹と同じ性質である。寒冷で降水量が比較的少ない気候を好む為、夏場に水をやりすぎたりすると根を腐らせて枯れてしまうので注意。
この木に成る水晶は必ず正十二面体、もしくは正二十面体の形を保っている。その為、研磨などを行う必要が無く、採取したそのままの状態でも十分価値は高い。なお、成る水晶の種類は以下の通りである。
・クォーツ
・ミルキークォーツ(乳石英)
・ローズクォーツ(紅水晶)
・シトリン(黄水晶)
・レモンクォーツ(硫黄水晶)
・アメジスト(紫水晶)
・アメトリン(紫水晶+黄水晶)
・スモーキークォーツ(煙水晶)
・モリオン(黒水晶)
・ルチルクォーツ(針水晶)
・ガーデンクォーツ(草入り水晶)
・アイリスクォーツ(レインボー水晶)
基本的に1本のクォーターには複数種類の水晶が成る。だが稀に、上記いずれか1種類のみしか水晶をつけないクォーターが生まれることがあり、そのクォーターから採取された水晶は他の物よりも更に価値が高くなる(通常のものより質が高い為)。
2022/4/29