キミの冒険が今始まる

水晶の国

水晶の国に先に辿り着いた第一開拓班の目に飛び込んできたのは、地面も草木も何もかもが水晶となっている土地であった。まずは下調べにと調べていくと、入り口付近では水晶が覆っているだけだと言うことが発覚。さらに水源の元となる川も表面は水晶で覆われておりこのままでは海以外水の資源がないのではと不安に駆られる。


そんな中開拓班達はトラースは複数存在していることと、島の北側に遺跡があることを知ることとなる。更に【オハリイ】という背中に水晶を背負った豚、水晶の実という水晶で覆われていながらも、中身は食べられる食べ物【水晶の果実】、四つの水晶がなる木【クォーター】、そして外側を水晶、内側をアメジスト、葉を模した部分を緑水晶で構成する睡蓮に似た形ナニカを見つけることに成功をする。後日、外側を水晶、内側をアメジスト、葉を模した部分を緑水晶で構成する睡蓮に似た形のナニカを調べたところ【水晶の心臓】という水晶の鹿の精製に関わるトラースだということが発覚した。


探索にもひと段落がつき、休んでいると第二開拓班が到着。第二開拓班は遺跡探索をする者と、開拓地の拠点化を目指す者の二手に分かれた。


遺跡探索をする者は、上の階に行く者と下の階に行く者の二手に分かれる。上にいく者は途中階段が崩れている事に気がつくが、空を飛ぶ事により難なくクリアをする。一方、下にいく者は誤って対侵入者用レバーを引いてしまい、全ての扉を遮断したのち、毒ガスをばら撒いてしまったが上にいた開拓者の能力により毒ガスは無効。更にもう1人の開拓者により、対侵入者用システム解除に成功をする。進んだ先にあったのは、全てを結晶化させてしまう頭蓋骨【クリスタルスカル】というトラースと過去を見ることが出来るメガネ【統ばる目鏡】というトラースであり、回収に成功。このことにより、この土地でのトラースは全て回収したことになった。


別の開拓地の拠点化を目指すものは南に開けた場所があることを発見することが出来た。そのことにより、水晶の国での開拓作業が捗るようになる。更に、東の方に向かうと水晶に侵されていない水源を発見。その事から人が住める環境下であると判断された。


先住民の有無に関しては今回の探索では分からなかったが、別の開拓班が調査したところによると先住民はいた痕跡はあるものの、既にその者達は存在しておらず先住民はいないという結論に至り、本格的な開拓作業が行われるだろう。


水晶ばかりのこの土地を我々は【クワンツ・ド・ロッシュ】と名付けることとした。これから何百年とかけて住みやすい土地へと生まれ変わらせることを約束しよう。開拓者諸君開拓を進めてくれて本当にありがとう。これからもよろしく頼むよ。

2022/5/1