サニーカクタス
【生息地】
真昼の国
【概要】
人間大で花が常に咲いているサボテン。
棘が通常より太く鋭く、武器に使えるほどの強度を持っている。通常時の棘の長さは大体15cm程。
砂や土の地面に時折生えている。密集はしておらず、どれだけ近くても3m以上は離れて生えている。
頂点は勿論側面にも随所随所に黄色い花が咲いており、花の中央には手のひら大の丸い玉型の果実のようなものが付いている。果実の外皮は半透明で中身が見えるようになっており、中にはたっぷりの水分が入っている。この水は安全に飲める水で、味こそ無いものの水分不足に陥った時には非常に役立つだろう。
外皮は多少厚く引きちぎる事は出来ないが、噛みちぎったりナイフで切れば簡単に破け、中の水を飲むことが出来る。
花や果実等を傷付ける分には何も起こらず、誤って棘が刺さる以外の危険性は無い。
しかし、本体と思われるサボテン部分。緑色の部分に傷を付けた場合即座に回避不可能な程の速さで傷近くの棘数本がこちらに向かって射出される。
また、傷を付けた途端に臨戦態勢に入り、棘が内部から迫り出し30cm程と長くなる。
臨戦態勢中はサボテンが根を張っている半径約1m以内で地面や空気の揺れが発生、つまり生物が動くとそちらに棘が1本射出される。
臨戦態勢は1時間経つ、もしくは棘が全て射出される事で終わる。その後は休息時間となり、花が全て萎みサボテン内部でゆっくりと棘が再生成される。
また、サニーカクタス1本につき生えている棘の数は約60本ほどである。
2022/5/12