アーレスの開拓者

「誰も虐げられることのない世界を開拓(ひら)くんだ」
【名前】Birus Dolgaref（ビルス・ドルガレフ）

【年齢】16　【性別】男
【種族】エルフ


【容姿】
ふてぶてしいスカイブルーの瞳と二対の腕を持つ少年。170cmの背丈は決して小柄ではないが、顔立ちや未成熟な体付きは人の目に幼く映るだろう。
アッシュブロンドの髪に埋もれるほどの小さいコブを隠すようにバンダナを巻き、褐色の袖なしタートルネックと黒い肘サポーター間から覗く肩と手首にはタトゥーが刻まれている。

【性格】
夢に輝く瞳は開かれた空を映し、自らもまた地を拓かんともがく。彼が人より多く差し伸べる若さに任せた力強い手は、自分がきっと世界を変えることができると信じてやまない――

傲慢さ故に他人を見下し、誰とも手を繋ぎ誰もを救おうとし、その実、承認や賞賛を見返りに求めている。
年相応に人見知りをして、年相応に肉と運動とある程度の怠惰を好んで、年相応に恋さえする。彼はお人好しと呼ぶにはあまりに気ままで、自分の好きなようにしか動かない。
ただ一つ大切なのは、彼は人が好きということだけ。ただ、それだけ。

「それだけさ」

……人を好きな、だけ。


【感情】傲慢・強欲

【能力】《分かつ身、繋ぐ手》
5分間、自分の体から手に触れたものまでのすべてを好きなように分割、再結合し、操る能力。操れるものは自分の体と非生物に限られる。再結合はあくまで元あった形に戻すだけであり、元と違う形に変形させるようなことは不可。

生物の体も触れた箇所であれば分割し、一時的に機能しづらくすることが可能だが、能力発動から5分が経過すると、生物・非生物、他者・自身の例外なく元の形に再結合される。
他者の分割された部位も神経を有し正常に機能するため(心臓は動くし、地に落ちた手も指で這いずれる)、この能力が直接的な死をもたらすことはない。

任意発動の他、斬撃などによって自分の身が分かたれた場合にも（例えそれが脳天からの真っ二つでも）強制発動される。他者によって分かたれた体は再結合までにインターバルを必要とするものの、シュリュッセルの発動制限までは実質斬撃無効。

この能力における5分は日常で1ロルから、戦闘時で5ロルまでと定義する。


【備考】
彼の種族は奴隷階級にある。生まれてまもなくその印として角を折られ、種としてあるべき姿を欠いたまま労働に従事する命だ。彼に思いやりも愛も持たせてくれなかったのはその環境だが、彼に1つ他人への興味を与えてくれたのが、彼の妹である。

妹が大切だ。妹だけは失いたくないし、妹が大切にしているものを失いたくない。妹が大切にしているものは俺も好きだ。妹、妹――彼女は、俺だ。だって双子だ。兄妹なのだから、当然だろう。

彼の世界は自分と彼女を中心に回っていた。今は身を分かたれようとも、世界が開拓かれればまた妹と暮らせる。いつかまた手を繋いで、一緒の寝床で眠れる。そればかり信じている。

信じていなければ、気が狂う。


【SV】
「……ハジメマシテ。ビルス・ドルガレフです……よろしくお願いシマス」

「痛いんだよなぁ、体分けんの。いや……意識して丁寧にやれば大丈夫なんだけどさ、焦って急に分けるとヤバい。ブチッて音がする」

「男が蜘蛛嫌いで悪いかよ！　俺はもし腕が今の倍あったら、自分ごと嫌いになるね！！　八本足滅びろ！！」

「人が笑ってるの、好きなんだ。助け合う理由なんて、それだけだ」

【名前】Noah・Nathan
【年齢】22
【性別】女性
【種族】獣人(ワニ)
【容姿】輝く銀髪に赤とピンクが混じり合った透き通る瞳、色の白い肌。指は細く長く、全体的に細い印象。黒いセーラーのワンピースを身に纏い、ワンピースの裾からは白いワニの強靭な尻尾が。耳はエルフではないものの尖っており、聞こえが良い。悪口を言うと聞こえちゃうかも、なんて。
【性格】万人に優しく、万人を平等に扱い、万人を愛す博愛主義者。ああでも、どこか影が有る様な、ほんの少し、怖い様な。沼地の腐った匂いと底なしの深さ、彼女には似合わない？いいえ、そんな事はありません。

アルビノの動物って、自然界じゃあすぐ死んでしまうんです。

好きなものは、貴方。それとパンケーキ。

嫌いなものは＿＿＿、
【感情】色欲
【能力】《愛を喰らわば墓の底まで》
１日に一人、自分が愛したものを痛み・傷を共有できる。所謂道連れ。ノアを殺した場合は共有者も殺すことができる。
【備考】
嫌い　

　　　な
もの
　　　　　　は　

　◼️◼️。

【名前】あくまちゃん。(本名:ジャレッド)
【年齢】130歳
【性別】両性(基本男)
【種族】エルフ(悪魔族)

【容姿】
紫の髪の毛はぱっつん前髪アシンメトリー。もみあげが長く、後ろ髪は雑に切ってるためクルンクルン。猫っ毛でふわふわな髪の毛。
隻眼で若干垂れ目。眉が若干太め。
どちらかといえば童顔。可愛らしい見た目をしている。
服装はオールインワン。そしてニーハイブーツ。どちらも夜をイメージした深い紫の色をしている。日によって若干色味が変わるが、基本夜をイメージしている。
羽は夜の一部を閉じ込めた為、常に夜空の星が輝いている。カーテンのようならイメージ。しまう事もできるが、本人が羽を気に入っているため、緊急時以外はしまう事はない。

【性格】
夜の悪魔。羽に夜空を閉じ込めた罪で悪魔になってしまったらしい。なぜ閉じ込めたのかと聞けば「綺麗だったから」。とにかく無邪気で罪を犯した自覚も無いらしい。
おちゃらけた性格の悪魔族の一派、自身を「あくまちゃん」と呼ばせるのには理由があるらしいが、話たがらない。ジャレッドと呼ばれると嫌な顔をするが、自分の名前という自覚があるらしく返事をする。
夜の悪魔らしく夜が好き、夜空を見上げて星を見て過ごしてる事が多い。星の名前を覚えているかと言われたらそうではないが、とにかく星がキラキラしてるのを見るのが好きらしい。だから、キラキラしたグッズ等があると喜ぶ。
太陽光が苦手。朝や昼間はぐで〜っと過ごす事が多い。一番苦手なのは夕日だそう。夕日は皆んなが好きで、太陽もひときわ輝くため、その雰囲気が苦手で、夕日に当てられると羽が若干燃えてしまう。

【感情】色欲、怠惰

【能力】
＜星に願いを＞
ひとつだけ簡単な願いを叶えられる。物が欲しいと願えば何処からともなく物が現れ、相手に攻撃したいと願えば相手に対して何処からか攻撃がやってくる。だが、勿論代償は大きく、願いを叶えたら一定時間(5ターン)動けなくなる。更には、相手を殺す、などの生死に関わる願いは叶えられない。

＜夜空の星よ＞
自身の周り半径3mを小さな隕石で囲みバリアを張る事ができる。バリアの持続時間は4ターン。

【SV】
「ぼくの名前はあくまちゃん！皆と仲良くしたいんだぁ。よろしくね？君の名前は？…〇〇って言うんだぁ！仲良くしようね〜！悪魔だけど、悪いことしてないから！怖くないよ？大丈夫だよ！ぼくはあくまちゃん！夜が大好きな、キラキラ大好きなあくまちゃんだよ！」

「夜が大好きだよ！夜の星がだーいすきだよ！キラキラ！ピカピカ！綺麗な夜空が大好きなんだ！でも、太陽は苦手。ビカビカ強い光は、目が痛くなっちゃうからね。それにぼくの羽が燃えちゃうの！だから夕日の時はお家から出ないんだ。もしも外にいたら、羽がどんどん燃えちゃうの！こわーい！」

「ぼくのこと、馬鹿にするの？なんで？どうして？僕は君が大好きなのに。なんで馬鹿にするの？ねぇねぇねぇねぇねぇ！なんでよ！僕、君が嫌いになっちゃうよ！ぼくの事馬鹿にする君なんて嫌いだ！大嫌いだ！居なくなっちゃえ！」

「ふふん、僕、偉いでしょ？だって君が大好きだから！君のために、いっぱい頑張ったんだよ！だから褒めて？ねぇねぇ、褒めて？」

【名前】Toka(トーカ)

【年齢】20代前半

【性別】男

【種族】人間

【容姿】画像欄参照

【性格】自由奔放で人任せ、とにかく自分の好きなように生きる男。常に笑顔を浮かべ、人当たりこそよく見えるが、自分より誰かを優先させることは基本無い。

へぇ、あの子亡くなったんだ。
え？勿論悲しいよ。
なんでそんなに他人事なのかって？他人事だからだよ。

だって、大事なのは自分でしょ？

＊＊＊＊＊

開拓にこそ加わっているが、何もせずただただ他者の動きを見守っているだけの「傍観者」。
自分の事が第一、他人の事はその後というあっさりとした、悪く言えば思いやりの無い性格のためか、彼の周りには人が集まりにくい。だが、別にそれを彼が気にしている様子はない。寧ろ満足しているよう。

15歳を過ぎたあたりで数えるのをやめたので、自分の年齢すら曖昧。
一応誕生日は覚えているらしい。

何故か、開拓者達のトップであるファーベルにはよく懐いている。

【感情】怠惰(ロストを一回だけ回避できる)

【能力】「⬛︎⬛︎」

簡潔に言うと、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎能力。
自分の⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎に、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎以上⬛︎⬛︎した⬛︎⬛︎の⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎ことが⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎になる。
それは⬛︎⬛︎としても⬛︎⬛︎、⬛︎⬛︎としても⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎らしい。
しかしこれを⬛︎⬛︎⬛︎など数多くの人間がいる場所で使うと、⬛︎⬛︎の⬛︎に⬛︎⬛︎⬛︎、半日ほど複雑な思考を巡らすことが出来なくなってしまう。

【備考】Like：⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎人、静かな場所、一人
Dislike：単純orうるさい人

[名前] リフ
[年齢] 28
[性別] 男
[種族] 獣人(蝙蝠)
[性格] 妙に人懐っこく相手の懐に潜り込むのが得意だがいつも飄々としていてどこか探り難い性格の持ち主でもある。いつも口元には微笑を浮かべていて感情を露わにすることも滅多に無い。然し遊び人だった人間の母と蝙蝠の獣人だった父から産まれた彼は物心つく前に捨てられ、拾われた武器商人の人間から厳しい戦闘訓練を受けた事で戦闘には幾分か慣れており素早くも繊細な戦闘を得意とするが、彼自身は傷つけ合う交戦は面倒臭い、と好まず隠密行動を好む。
[容姿] 身長は175cm。細身。蝙蝠の獣人ではあるが外見から彼を獣人、それも蝙蝠の、とは判断しにくい。申し訳程度に、普通の人間より犬歯が発達しているくらいである。また、服を脱ぐと肩甲骨から小さな黒い羽根が確認できるが彼はその羽根をコンプレックスとしている為、彼に見せてもらう事は愚か、確認することもできないであろう。外に出る事を好まない為肌も全体的に白い。癖っ毛の髪は手入れをせずそのまま下ろしている。横に長いがぱっちりとしていて優しいが何か闇を抱え遠くを見ているような眼の下にはクマができていて、どれだけ寝ても取れないため彼の悩みの種の一つになっている。鼻は高くとんがっていて、開いた口の犬歯と両耳のピアスが光る。右目の下にホクロ。
[感情] 色欲
[能力] {吸血} 対象相手の血を摂取する事で幻覚を見せる。(3ターンの後、解除)
好:トマトジュース、睡眠、暗躍
嫌:面倒くさいこと

【名前】UNDERCOVER
【年齢】277歳
【性別】女
【種族】エルフ
【容姿】
身長140cm前後、体重35kg、彼女自身は服を着ることが少なく基本的は自身の纏う体(備考参照)のみが彼女の服装である。
顔の右側面のおでこから口の上を無地の白いお面のようなもので隠しており、鋭く獰猛な眼球を左側に有している。
歯は軒並みに鋭く、八重歯はもはや凶暴そのもの。前髪も右側に偏っており、お面さえも隠してしまう程に長い。左側も少々に額が見える程度で短いとは言えない。後ろ髪は頭の後ろで黒いゴムを使って、縛っている。
耳は彼女のエルフという種族を象徴するように長く、そこに2本の黒く細いインダストリアルが妖しく光っている。
彼女の体には所々民族的な模様が刺青として入っており、首から鎖骨にかけてにトンボのような模様や腹部に臍を中心とするような円状の模様、舌の上に蛇のように走る模様、その他四肢の付け根に点線が引かれている。もしかすれば、まだ他にも彼女の体には模様が描かれているかもしれない。

【性格】
好奇心に素直で、疑問を浮かべればそれに対して追求せずにはいられない性格である。彼女は基本的に他人を見下し嘲笑うことを悦とし、自己の心情や信心に反する言葉も行動でも他人を弄ぶために手段を厭わない。

彼女は知性を愛しすぎたのだ。感情に恋をしすぎてしまい、肉体に心を奪われすぎたのだ。彼女の好奇心が向かう先はいつだって苦悩するその姿にあり、彼女が人々に求めるのはその苦悩に対する知性的反応なのである。


最も彼女は、知性が狂気へと変わってしまっても何ら支障はないようであるが。


それに加えて彼女は人間を...いいや、その他の獣人、エルフといった知的生命体全体を過剰に愛してしまっているが故に、体に対する異様な愛、フェティシズムを抱えている。
彼女の性癖には様々な条件と評価があるらしく、同じ腕でも善し悪しがあったりそもそも体であればなんでもいいという訳でもない。彼女が求めるのはあくまでも苦悶にあえぐような葛藤とそれに対する反応であるのだ。


【感情】
傲慢
強欲
【能力】
『The great world made of Human
(人間『で』できた素晴らしい世界)』

彼女は彼女の意志によって人体を生成することが出来る。
その種類は人体であれば限りがなく、異常発達も未発達も自在にコントロールすることが出来る。
しかし、脳だけは不完全であり、作り上げてもそれはある程度の処理や記憶をするだけのメモリーとしか機能させることができない。
全ての人体は彼女へと繋がっており、眼球や鼻で五感を共有したり、脳に記憶された情報を見ることや逆に司令を送ることができる。

彼女が作り出す人体はほかの人体へと接合することが出来き、人体を組み合わせて機能を持たせたり、形を造形することも出来る。
また、ある程度の人体的欠損も彼女は補うことができる。
これは彼女が自身の体に対する理解があるために行える芸当であり、他者の身体へと接合するためには最初に他者の身体を調べなければいけない。
したがって、彼女自身の身体的欠損を補うことは早急に行えるが、他者には相応の時間(数日)かかってしまうことが予想される。

彼女の作った人体は、彼女から半径50メートルを超過すると自然と寿命が減り続ける。
基本的に寿命は2〜3時間程度であり、破壊や寿命到達時点で人体は肉塊となる。

【備考】
彼女はその正体を隠しており、普段は自身が生成した180cm程度の人間の男性体にその身を潜めたり、自身とは別に行動させて他者を騙している。

その体は外見、感触ともにほとんど人間であり言葉も発する。左目が縦に3つ並んでいること以外はほぼ、人間と変わらない。ほとんどの時間をペストマスクを装備して、スーツに革靴、青ネクタイという出で立ちで過ごしている。常に甘い甘い香りを纏っておりその匂いは強烈ではないが、甘すぎる。
胃袋や消化器官は存在しない代わりに彼女を格納するスペースを設けている。
男性体を操作する時の彼女の性格は比較的に安全であり、彼女の好奇心旺盛さは無くならないが他人を誑かしたり唆すような行動は彼女と比べて少ない。

彼のペストマスクの左側のレンズはそれぞれに、調光や減光、拡大等と言ったようにいくつかのフィルターが備わっているようで時折マスクの内側からキリキリとからくりのような音が聞こえる。基本的にはマスクから目が覗くことはないが、たまにフィルターの加減で外からでも彼の眼が見える。

【名前】近江　蓮月「ｵｳﾐ ﾊﾂﾞｷ」

【年齢】25

【性別】男

【種族】人間

【容姿】白い長髪を腰まで伸ばし糸目で目を開けば青と紫のオッドアイが見える和服を好み耳にはエメラルドのイヤリングを付けている。緩やかな雰囲気を纏っているように見える。身長は180cm。常にメモ帳を携帯している

【性格】一人称僕、二人称○○さん基本的には温和で誰にでも優しく接するし緩い口調だが本音を常に隠しているしどこまでが建前か、どこからが本音かは本人しか知らない。開拓する人としては真面目にはやるもののどこか達観してる節があり命が危険になってようやく本性を剥き出しにする、心の底では好奇心が底なしのように湧いていて常に抑えつけている。

【感情】強欲/憤怒

【能力】メモ帳に書いた物の具現化が可能、ただし身長より大きな物は具現化出来ず、文章を書いた場合「例えば嵐を巻き起こせ等」身体能力が一時的に落ちる。それは女性の力よりも劣る

【備考】こうなったのは過去に目の前で人の死を見てしまってから。それ以来いつかは訪れる物と思っているが内心殺したらどうなる?と好奇心を抑えつけている節がある。普段は抑えつけているだけに命の危険が迫った時に暴走する、その時は周りの事は考えてはいない。秘密として命を「輝き、見れるものなら見たい物」と物として考えてる軽いが危険な思考を持つ人物。

【SV】「ん?僕?近江葉月。よろしく」「そうだったね、ここはそういう世界だ、なら見せてもらおうかその輝きをさ」

「問おう。芸術とは何だと思うかな？…このデッサン人形に、聞かせてはくれないか。」
【名前】デッサン・ドール
【年齢】不詳。
憑いてから10年ほど経っており、現在は感覚的に人間で言えば30代後半ほどであると認識し37歳を自称している。
【性別】男性と自称している。
【種族】エルフ
【性格】生を、心を、芸術をこよなく愛し、故にそれを問い守る『デッサンドール』。
進み行く筆、生に色彩を。筆の行く道、心に画を。
それぞれ『芸術』を見出だし、彼は何か『絵画』というものに拘りを持っている。
それは彼の元々の性質からか、依り代にしたデッサンドールたちの影響か。
しかし彼の答えは、どちらであろうとどうでもいい。それが自分の『芸術』だと語った。
【容姿】画像参照。
頭から角のような『骨』が生え、指や腹部の『骨』は身を成し人のそれのように動く。
特に指先は器用なようだ。
普段は狼のような指の足に、人らしい細く長い、しかし先の尖った手の指、胴と腰を繋ぐ腹部が『骨』として彼の体を補っている。
身長は変化の度に変動するが、狼の立ち方であれば188cm～195cm。
【感情】
『暴食』
彼は手癖こそ悪くないが、貪欲なほど『芸術』、その美しさに飢える。
誰かが描いてきた人生を、彼は問う。
『色欲』
それが性的な、であるかは定かではないが、答えの美しさに興奮を感じるのも事実。
僅かではあれども、『そういうもの』は潜んでいるだろう。それでこそ、彼の言うところの『芸術』だ。
【能力】『Dessin doll』
彼はデッサン人形。獣の骨格標本や武器などの数多の『礎』を依り代にして生まれた。
故にか、憑いたそのとき彼は何かの姿を模す事ができるシュリュッセルを得るに至る。
白く硬質な、骨のようなそれが形を成して彼の身となったのだ。
木の体を削り、また修復しては、存在し得ない体はその『骨』をもってして再現される。
自由自在に姿を変えて描きたいものの礎へ。彼にとってはそれでこそ、『デッサン・ドール』だ。



回数は姿を変える度に消費される。
獣の姿になるにも、逆に『人の姿に戻る』にも容量を使うのだ。
あまり大きく体を変化させると、しばらくの間人でない姿で過ごすこととなる。
それはデメリット、と呼べるものであろう。

『おしゃべりなデッサン人形』
喋れるだけの能力。それ以上もそれ以下もなく、発動すれば永続的に喋る事が可能。

消費する回数はあってないようなものだが、強制的に解除された場合は回数を消費しなければ一切喋ることができなくなる。
デメリットといえば、もはやこの能力を使わなければ喋れないということそのものがデメリットだ。
【備考】その種族は、命なけれど人の姿をした依り代に魂が宿り生まれる所謂付喪神のようなものだ。
魂にあるのはその体を『人が見て違和感のないように』操り、五感を植え付ける力。
俗説として、脱魂を極めたエルフの一族の末路であると言われている。
生まれる際に依り代を多く扱った。だから記憶を失ったのであろう、と彼は考えている。
それほどまでに魂は、新しい肉体に結び付いてしまっているのだ。痛覚も存在する。破壊されれば、間違いなく魂も危険だろう。
しかし新しい人生には、納得しているようだ。
【sv】「私は礎。骨。しかもその幽霊…のようなものだ。見目麗しい『色彩』の世界からは程遠いが、しかし分類としてはエルフだから。
芸術には目がない、それ程の『画』は、持ち合わせているよ。」
「…芸術的だ。私好みだ。良い、生だ。
だから私は、それを守りたい。」

【名前】Veleno･Toxie(ヴェレノ・トキシー)
【年齢】約150歳
【性別】男
【種族】エルフ
【容姿】身長は約190㎝と長身。どろりとした流れるような濃い緑の髪に光の無い虚ろな瞳、口からはだらだらと黒い液体を流し、常に暗い表情をしている。
紺色のボロボロなコートを着ており、頭には巨大な試験管が突き刺さっている。
体は一部不定形なので形を保つ為に頑丈な手袋を着けている。
【性格】一人称は「僕」、二人称は「あなた」。基本的には温厚で、大柄な癖に根暗で小心者。自分に自信が無く、自虐的。
根はとても真面目で几帳面であり、指示された事には(できる範囲内で)しっかり従うので、たとえそれが残酷な事でも疑問を持たずにこなしてしまうという恐ろしい一面も持つ。
【感情】嫉妬/暴食
【能力】トラース『デトクシー・フィケーション』
巨大な試験管の形をしたトラース。触れた物から毒性を消し、毒性を消した物を外部に放出させる事ができる。通常時は力を制御する拘束具の役割をしており、頭から常に湧き続ける毒を浄化している。
『ポイズンドール』
流動体の致死性の毒を操る能力。物を溶かす力があるが金属は溶かせない。非常に強力だが、下手をすると周りの人まで巻き込んでしまう可能性があるのでここぞと言う時にしか使えない。
【備考】ガサガサとしてなんとなく吃った話し方で喋る。
血液が毒で出来ているが、皮膚や髪は溶けているだけであり、触っても特に問題は無い。使用武器は自身から抽出した毒(小さい試験管に詰めている)とナイフ。
…彼は毒に呑まれた『エルフ』であり、その危険な性質から奴隷のように扱われるどころか何処を訪ねても恐れられ、嫌われてきた。その為今の今まで親しい人物ができた事が無かったが、ある獣人に拾われてからは共に生活をしている。
【SV】
「ひ、あまり近寄らない方がいいです、よ。えぇと、もしかしたら＿＿っ、溶かしちゃうかも、しれないので…」
「ぼ、僕なんかと一緒に居て下さるのですか…？う、うぇへへへ、よろしく、お願いします…」
「みんな…っ、にげて、ください」

【名前】

赤穂 赫 (ｱｶﾎ ｶｸ)

【年齢】

23

【性別】

女

【種族】

エルフ

【容姿】

身長162cm
真っ赤なメッシュが入った黒髪を高い位置でツインテールにし、前髪は黄緑色のぶっといカチューシャであげている。
勝ち気な性格がよく現れたつり上がった眉にまつ毛をたっぷりたくわえたつり目。瞳の色は光り輝くガーネット。左目の下にはふたつ並んだほくろ。ニッと笑った口からはきらりと光る鋭い犬歯が見えるだろう。首にはチョーカーをつけている。尖った耳には三角形の大きなピアスがついている。比較的露出の多い服を好み、黒いチューブトップに白の長袖ワイシャツ、デニムのホットパンツに10センチのピンヒールを履いている。ブレスレットやアンクルを好んでつけ、指輪も比較的ゴツイものを好む。

【性格】

溌剌とした女性。誰対しても平等に接し、差別的な思考を持たない。派手な見た目に反し世話好きで、困っている人が放っておけないらしくそれが原因でよく遅刻する。
6つ下の妹を溺愛しており、妹の話になるとマシンガントークが炸裂する。妹が生きやすい世界を作るために開拓者として活動しているらしい。

【感情】

嫉妬《効果：イベントの際に1回のみ何かしらのヒントをもらう事ができる》

憤怒《効果：味方がロストするとその人のシュリュッセルを一度だけ使用する事ができる》

【能力】

『幼子が住むには窮屈な世界(ブロークンウォール)』

握った拳に強大な力が宿り、殴って殴ってなんでもぶっ壊せる力。ただし壊せるのは1回につき1つの物で、自分がその物体の素材を理解していないと効果は発揮できない。

【備考】

一人称 アタシ 二人称 君、○○くん、ちゃん、呼び捨て
貧困層の生まれで、差別的でステレオタイプな世間を嫌っている。
新しいものが大好きで、まだ流行っていないようなファッションを好む。それ故に周囲から冷たい視線を浴びせられることもしばしば。
勉学的な意味合いではとてつもなく馬鹿。お金の計算が出来ない。
夕暮れの道で交わした約束を、今でも大切にしているらしい。


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「もし夊に何かあったら……夊が何かされたら、必ずアタシが、お前の事を守ってやる！」


「なんたってアタシは、」






「夊の【お姉ちゃん─ヒーロー─】だからな！」